自称「日本で活躍していたアイドル」という韓国BJ、カフェで店主を殴るけるの暴行…「私を無視した」

【12月13日 KOREA WAVE】韓国の放送局JTBC「事件班長」がこのほど、自称アイドル出身の男性BJ（インターネット番組進行者）がカフェの経営者に暴行した事件を取り上げ、当時の映像を公開した。BJは懲役10月を言い渡されたという。

事件が発生したのは昨年3月22日深夜、現場はカフェ店内だった。映像によると、BJと経営者は親しげな様子だったが、BJが言う他人の悪口に経営者がろくに耳を貸さないことに「無視するのか」と激高し始めた。

そして経営者のほおを殴って、椅子を投げるなどし、食器や店内の物品を破壊。血を流す経営者を罵倒した。

経営者は全治4週間のけがをし、ショックでカフェを廃業した。今も対人恐怖症やパニック障害、うつ病を抱えているという。

BJは「日本で活動していたアイドル出身で、有名ドラマにも出たことがある」と吹聴し、個人SNSでは「モデル」を名乗っていたという。

事件後は自分が被害者であるかのように装い、何事もなかったかのように活動を続け、起訴後も裁判の日程を変更して済州（チェジュ）旅行に行くなどしていた。

裁判所は、BJが反省せず、謝罪や賠償していない点を厳しく指摘し、懲役10月を宣告した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News