【12月12日 KOREA WAVE】
(写真=gettyimagesBank)(c)MONEYTODAY
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居酒屋の店員の体を触ったとして強制わいせつ罪に問われた韓国のスポーツ選手(26)の裁判で、光州(クァンジュ)地裁はこのほど、被告と検察双方の控訴を棄却し、罰金800万ウォン(1ウォン=約0.1円)とした1審を支持する判決を出した。

判決によると、全羅南道(チョルラナムド)の自治体のチームに所属する被告は2021年11月19日午後9時40分ごろ、光州市西区の居酒屋で、20代女性店員の体を数回、触った。

被告は被害者に見覚えがなく、被害者が第三者の行為を被告と誤認した可能性が高いとして全面否認していた。

1審判決は「被告がトイレの通路で被害者の後ろを通り過ぎながら触ったという被害者と目撃者の証言は一貫している。無実の被告が処罰されるよう虚偽の証言をする動機や理由もない」と述べ、有罪とした。

これに対し、被告は控訴審でも否認を続け、有罪だとしても量刑が重すぎると訴えていた。検察は量刑が軽すぎると主張していた。

控訴審判決は「被害者と目撃者の証言は一貫していて相互に符合する。第三者が被害者を触った蓋然性(がいぜんせい)は低い」と判断し、量刑については被害の大きさなどからみて妥当と結論付けた。

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