【12月12日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は11日、白海(White Sea)に面する北西部セベロドビンスク(Severodvinsk)で原子力潜水艦2隻などを視察し、海軍力を強化する考えを強調した。

 2隻の原潜「クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)」と「インペラートル・アレクサンドル3世(Emperor Alexander III)」は6年かけて建造された。2隻は太平洋艦隊に所属する予定。

 プーチン氏は2隻の就役で「北極海および中東、黒海(Black Sea)、バルト海(Baltic Sea)、カスピ海(Caspian Sea)における海軍力は強化される」と歓迎した。ロシアは2隻に加え、さらに8隻の原潜を建造中。

 ウクライナ侵攻は3年目を迎えようとしており、ロシア経済は軍需生産中心にシフトしている。(c)AFP