【12月10日 AFP】ラグビー日本代表の新指揮官に、オーストラリア代表のヘッドコーチ(HC)を退任したエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏が復帰する見込みだと国内メディアが報じた。

 2015年のラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)で、日本を「ブライトンの奇跡」と称される歴史的な南アフリカ撃破に導いたジョーンズ氏は、たびたび日本ラグビー協会(JRFU)の候補者リストに挙がり、今年のフランスW杯(Rugby World Cup 2023)大会中から日本復帰の報道が出ていた。

 国内スポーツ紙によると、ジョーンズ氏は7日に東京で行われた面接で選定され、13日の理事会で承認されれば正式に日本代表HCに復帰となる。他の候補には、昨季クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(Kubota Spears Funabashi Tokyo Bay)をリーグワン1部制覇に導いたフラン・ルディケ(Frans Ludeke)HCなどが挙がっていた。

 ジョーンズ氏は今年1月にオーストラリア代表の指揮官に復帰したが、その後はテストマッチ9試合でわずか2勝。W杯でもプールステージ敗退という過去最低の結果に終わり、大会後に退任していた。(c)AFP