【12月10日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第14節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は1-5でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に大敗し、今季リーグ初黒星を喫した。RBライプツィヒ(RB Leipzig)は3-2で10人のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に勝利した。

 雨の中での大味な試合は、ホームのフランクフルトがオマル・マーモウシュ(Omar Marmoush)、エリック・ジュニオール・ディナエビンベ(Eric Junior Dina Ebimbe)、ヒューゴ・ラーション(Hugo Larsson)の得点で弱気なバイエルンを上回り、前半だけで3-0の大量リードを奪った。

 バイエルンもハーフタイム直前のヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)のゴールで試合に生き残ったが、フランクフルトは後半にエビンベがチーム4点目を加えると、アンスガー・クナウフ(Ansgar Knauff)の5点目で相手を突き放した。記憶に残る内容を見せたフランクフルトは、1975年のこちらもフランクフルト以来、約50年ぶりにリーグ戦の60分までにバイエルンから5点を奪ったチームになった。

 バイエルンと勝ち点3差の首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は、10日に3位VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)とのアウェーゲームに臨む。

 上位を追うライプツィヒとドルトムントの直接対決は激戦となった。ドルトムントは序盤にマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が一発レッドカードを受けると、32分にはオウンゴールで先制を許した。

 それでもニクラス・ズーレ(Niklas Suele)のゴールで前半終了間際に追いついたが、ライプツィヒも後半の早い時間帯にクリストフ・バウムガルトナー(Christoph Baumgartner)が勝ち越し点を流し込むと、後半アディショナルタイムにユスフ・ポウルセン(Yussuf Poulsen)が3点目を決め、その後に1点を返されたが勝ち点3を確保した。

 これで4位のライプツィヒは5位ドルトムントとの勝ち点差を4ポイントに広げている。(c)AFP