【12月8日 AFP】女子元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)が、復帰後の目標に2024年パリ五輪出場とさらなる四大大会(グランドスラム)優勝を掲げた。

 グランドスラム通算4勝の大坂は昨年9月を最後に試合から遠ざかっているが、今月末に開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)前哨戦のブリスベン国際(Brisbane International 2024)で待望の復帰を果たすことになっている。

 7月の第1子出産を経て、復帰への準備を進めている大坂はNHKの取材で「緊張感と同時に幸福感とわくわく感がある」とコメントした。

 また、「テニス人生の第1章では、ありのままの本能的なプレーで何とかしていた感じだった。今はより競技を理解した選手になりたい」と述べ、復帰後について「もっとグランドスラムで勝ちたい。全仏オープン(French Open)やウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)により多くの時間を費やして、パリ五輪に出場したい」と話した。

 1月の全豪オープンがグランドスラム復帰戦となる中、母親になったことで以前とは異なる気持ちになっているという大坂。「(娘の)シャイ(Shai)を育てる責任感が心地良いし、彼女に世界を見せてあげたい、彼女のためにプレーしたいという気持ち」と語った。(c)AFP