【12月4日 AFP】23-24イタリア・セリエAは3日、第14節の試合が行われ、首位インテル(Inter Milan)は3-0でナポリ(SSC Napoli)を下し、2位と勝ち点2差の首位をキープした。

 アウェーのインテルはハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)、ニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)、マルクス・テュラム(Marcus Thuram)の鮮やかなゴールで快勝。今節勝利して暫定首位に立っていたユベントス(Juventus)からトップの座を取り戻した。

 苦手としていた敵地ナポリで貴重な白星を挙げたインテルは、今季公式戦のアウェーゲーム無敗を守った。

 一方、昨季王者のナポリはインテルとの差が11ポイントまで開き、連覇へ向けて後がない状況となった。次節はユベントスとのアウェーゲームが控えており、結果次第では年明けを待たずに優勝が絶望的となる。

 厳しい状況に追い打ちをかけるように、同日に勝利したASローマ(AS Roma)に得失点差で抜かれ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場圏内の4位からも転落した。

 ローマは後半のパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)とラスムス・クリステンセン(Rasmus Kristensen)のゴールで10人のサッスオーロ(US Sassuolo)に2-1で辛勝した。

 フィオレンティーナ(Fiorentina)は最下位USサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)に3-0で快勝し、ローマとナポリと1ポイント差の6位。レッチェ(US Lecce)と1-1で引き分けたボローニャ(Bologna FC)がさらに1ポイント差の7位につけている。(c)AFP/Terry DALEY