【12月4日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは3日、第14節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は遠藤航(Wataru Endo)のゴールなどで終盤に逆転し、フラム(Fulham)との乱打戦を4-3で制した。

 リバプールは80分に2‐3と勝ち越しを許し、リーグでは2022年10月以来となるホームでの黒星を喫するかに思われたが、87分に遠藤、88分にトレント・アレクサンダー・アーノルド(Trent Alexander-Arnold)がゴールを決め、劇的な形で試合をひっくり返した。

 リバプールは20分、アレクサンダー・アーノルドの見事なFKがクロスバーの下と相手GKベルント・レノ(Bernd Leno)に当たってゴールに入り、オウンゴールで先制した。

 その4分後にはクロスを流し込んだハリー・ウィルソン(Harry Wilson)に同点ゴールを許したが、アレクシス・マック・アリスター(Alexis Mac Allister)がドライブ回転のかかったミドルシュートで移籍後の初得点を決め、スーパーゴールで勝ち越しに成功した。

 しかしフラムもケニー・テテ(Kenny Tete)のゴールで再度追いついてハーフタイムを迎えると、80分には交代出場のボビー・デコルドバリード(Bobby DeCordova-Reid)が頭でチーム3点目を押し込み、金星を飾るかに思われた。

 それでもリバプールは諦めず、87分にモハメド・サラー(Mohamed Salah)のお膳立てから遠藤のミドルシュートで追いつくと、その1分後にアレクサンダー・アーノルドが決勝点を挙げ、本拠地アンフィールド(Anfield)を歓喜の渦に包んだ。(c)AFP/John WEAVER