【12月3日 AFP】男子ゴルフ欧州ツアーのオーストラリア・オープン(ISPS Handa Australian Open 2023)は3日、豪シドニーのオーストラリアGC(The Australian Golf Club、パー71)で最終日が行われ、LIVゴルフリーグ(LIV Golf League)組のホアキン・ニーマン(Joaquin Niemann、チリ)が、星野陸也(Rikuya Hoshino)とのプレーオフを2ホール目で制し、優勝を果たした。

 ニーマンは6バーディー、1ボギーの「66」を記録し、通算14アンダーでフィニッシュ。1打差の首位タイから出た星野は「70」でニーマンと並びプレーオフに突入すると、2ホール連続でバーディーを取ったが、イーグルを奪ったニーマンに敗れた。ニーマンはこれが欧州ツアー初勝利で、来年の全英オープン(The 152nd Open Championship)出場権を獲得。星野は100年以上の歴史を誇る同大会で日本人初の優勝はならなかった。

 前週のオーストラリアPGA選手権(Australian PGA Championship 2023)を制したミンウ・リー(Min Woo Lee、オーストラリア)は、星野と共に首位から出たが通算12アンダーで単独3位。地元オーストラリアのアダム・スコット(Adam Scott)とイングランドのローリー・カンター(Laurie Canter)、スコットランドのグラント・フォレスト(Grant Forrest)が通算11アンダーの4位タイに入った。(c)AFP