【12月3日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは2日、第14節の試合が行われ、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は1-0で苦境のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を下した。首位アーセナル(Arsenal)は勝利して2位との勝ち点差を暫定で4ポイントに広げた。

 ホームのニューカッスルはアンソニー・ゴードン(Anthony Gordon)が試合唯一の得点を決め、トップ4と勝ち点2差の暫定5位に浮上した。けがと出場停止でトップチームの11人を欠き、守護神ニック・ポープ(Nick Pope)も終盤に肩の負傷で交代を強いられたが、もっと大きな点差をつけていてもおかしくない完勝を収めた。

 対してマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ6敗目を喫して7位に順位を落とし、現在9位までのチームからは依然として勝利がない状況が続いている。

 アーセナルは2-1でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に勝利。序盤に連続ゴールを決めると、終盤は相手に脅かされたが生き残った。

 ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)とマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)の得点で13分までに2-0としたアーセナルは、その後に試合を決めきれずにいると、86分にマテウス・クーニャ(Matheus Cunha)に1点を返されて最後は冷や汗をかいたが、逃げ切ってリーグ10勝目を挙げた。

 昨シーズン準優勝のアーセナルは、これで昨季王者マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を4に広げた。シティは3日にトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)をホームに迎える。

 勝ち点10剥奪の処分を科されたエバートン(Everton)は、1-0でノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)を下して残留への希望を広げた。後半の中盤にドワイト・マクニール(Dwight McNeil)が先制点を決めると、この1点を守り切り、アウェー3連勝を果たした。(c)AFP/John WEAVER