【12月2日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)の男子年間最優秀選手に選出されたニュージーランド代表のナンバー8、アーディ・サベア(Ardie Savea、30)が1日、リーグワン1部・コベルコ神戸スティーラーズ(Kobelco Kobe Steelers)の加入会見に臨み、「新しいことに挑戦」したかったと日本移籍の理由を語った。

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 神戸と1年契約を結んだサベアは、9日のリーグ開幕に向けて「とてもわくわくしている」とコメント。「日本に来たことのある仲間からポジティブな話をたくさん聞いた」と明かし、「ニュージーランドでプレーしている選手の一人として、ここに来て、何か新しいことに挑戦したいという気持ちにさせられた」と述べた。

 チームは昨季12チーム中9位に沈んだ中で、新シーズンではチームの成長の力になりたいと意欲を示し、「チームメートに貢献してできれば優勝を勝ち取りたい」と語った。

 同じオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)の選手では、ブロディー・レタリック(Brodie Retallick)もチームメートとしてプレーする。レタリックは2020年から21年にも神戸に所属した経験がある。

 今季のリーグワンには、他に代表主将のサム・ケイン(Sam Cane)やリッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)、ボーデン・バレット(Beauden Barrett)ら大勢のニュージーランド選手が加入する。また、同国にW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)決勝で勝利した南アフリカ代表の複数選手も参戦する。(c)AFP