【11月24日 AFP】23NFLは23日、第12週の試合が行われ、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)が好調デトロイト・ライオンズ(Detroit Lions)を29-22で破る波乱を起こした。

 パッカーズは、退団したアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)に代わり今シーズンから正QBを務めるジョーダン・ラブ(Jordan Love)がタッチダウンパス3本、パス32本中22本成功で268ヤード獲得という今季最高のパフォーマンスでチームを勝利に導いた。

 パッカーズはこれで今季の戦績を5勝6敗とし、ライオンズは8勝3敗となった。

 ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)はワシントン・コマンダーズ(Washington Commanders)に45-10で大勝。これでホームでの連勝を13に伸ばし、今季の通算成績も8勝3敗に更新してポストシーズン進出に前進した。

 カウボーイズでは、CBダロン・ブランド(DaRon Bland)がNFLのシーズン最多記録を更新する今季5本目のインターセプトリターンタッチダウンを決めたほか、QBダック・プレスコット(Dak Prescott)もタッチダウンパス4本、合計331ヤード獲得の活躍を見せた。

 一方、同じナショナルカンファレンス(NFC)東地区のコマンダーズは、通算4勝8敗と苦しい状況となった。

 サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)は、絶好調を維持するRBクリスチャン・マキャフリー(Christian McCaffrey)が2度のタッチダウンを含めてラン合計114ヤードを獲得。チームも31-13でシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に勝利した。

 フォーティナイナーズはこれで今季8勝3敗とし、NFC西地区の首位を維持。6勝5敗で同地区2位につけるシーホークスとは2ゲーム差となっている。(c)AFP/Simon EVANS