【11月22日 Xinhua News】中国民用航空局は20日、中国の衛星測位システム「北斗」の標準や提案措置を盛り込んだ国際民間航空条約第10付属書の最新改訂版が正式に発効したと発表した。北斗は正式に国際民間航空機関(ICAO)標準に採用され、世界の民間航空機が利用する衛星測位システムになった。

 中国民用航空局空管業界管理弁公室の関係部門責任者によると、同局は2010年のICAO第37回総会で北斗システムのICAO標準採用を申請。中国衛星導航系統(ナビゲーション)管理弁公室と共同で「産学研用(企業・大学・研究機関・運用者)」部門を組織し、関連業務を系統的に進めてきた。北斗システムの標準と提案措置は、ICAO技術専門家グループ、航空委員会による審査、理事会の審議を経て、ICAO標準への採用が決まった。(c)Xinhua News/AFPBB News