【11月20日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、RSMクラシック(The RSM Classic 2023)は19日、米ジョージア州シーアイランド(Sea Island)のシーアイランド・ゴルフコース(Sea Island Golf Course、パー70)で最終日が行われ、ルドビグ・オーベリ(Ludvig Aberg、スウェーデン)が通算29アンダーで優勝を果たした。

 今年6月にプロへ転向した24歳のオーベリは、米ツアー初優勝で見事なルーキーシーズンを締めくくった。1打差の首位から出るとほぼミスを犯すことなく、10バーディー、1ボギーで「61」のスコアを記録し、2位に入ったマッケンジー・ヒューズ(Mackenzie Hughes、カナダ)に4打差をつけた。

 オーベリは、DPワールドツアー(DP World Tour、欧州ツアー)のオメガ・ヨーロピアン・マスターズ(Omega European Masters 2023)で優勝を飾ると、第44回ライダーカップ(The 44th Ryder Cup)では米国選抜を破った欧州選抜の一員として見事なプレーを披露し、新星としての確固たる地位を築いていた。

 上がり4ホールで3バーディーを挙げたオーベリは、「夢を超越したみたいだ。本当に最高。まず、PGAツアーでのプレーについて多くの人に感謝したい。とても楽しかった6か月を忘れることはない」と述べた。

 この優勝でオーベリは世界ランキングトップ50に入ったため、自身初のメジャー大会となる来年の第88回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2024)出場が決まった。(c)AFP