【11月17日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア2次予選は16日、各地で試合が行われ、グループBの日本は5-0でミャンマーを下し、8大会連続のW杯出場へ向けて発進した。

 フェイエノールト(Feyenoord)の上田綺世(Ayase Ueda)がハットトリックを記録し、けがで欠場したブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)の三笘薫(Kaoru Mitoma)の不在をものともしない大勝を飾った。

 鎌田大地(Daichi Kamada)と堂安律(Ritsu Doan)にも得点が生まれた日本は、これで国際試合7連勝。直近7戦でのゴール数を29にまで伸ばした。

 それでも、チームを率いる森保一(Hajime Moriyasu)監督は「まだまだ点を取れた形もあったと思うし、よりチャンスをつくれるように、そしてピンチを減らせるようにしていかないといけない」とチームにさらなる期待を寄せた。

 試合については「初戦はどんな大会でも難しいところを選手たちが良い準備をしてくれた。相手あっての試合だが、自分たちがチャレンジしていこうという姿勢を見せてくれたのが良かった」と評価し、サウジアラビアで行われる次戦のシリア戦へ向けて「タフに戦いたい」と語った。

 その他の試合では、オーストラリアや韓国といった強豪も白星スタートを切った。

 グループIのオーストラリアはバングラディッシュに7-0で大勝し、グループCの韓国はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の孫興民(Son Heung-min、ソン・フンミン)らのゴールでシンガポールに5-0で圧勝した。

 グループGのサウジアラビアはパキスタンに4-0で快勝し、前回W杯開催国でグループAのカタールは8-1でアフガニスタンを粉砕した。(c)AFP