【11月15日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するコロンビア代表FWルイス・ディアス(Luis Diaz)が14日、左翼ゲリラに12日間誘拐されていた父親と涙の再会を果たした。

 16日に行われるW杯北中米大会(2026 World Cup)南米予選のブラジル戦のため帰国したディアスは、面会場所に設定された港町バランキージャ(Barranquilla)で、父親のルイス・マヌエル・ディアスさん(56)さんと再会した。

 コロンビアサッカー連盟(FCF)は涙を流して抱き合う二人の写真を公開。前週解放されたマヌエル・ディアスさんは「誘拐はもうやめよう」と書かれた黒いTシャツを着ていた。

 FCFは公式ウェブサイトに、ディアスと父親、そしてディアスの幼い娘がマヌエル・ディアスさんの膝に乗っている写真を載せ、「自由を奪われた12日間を経て、ディアスと父親、しばらく苦しんできた家族が初めて顔を合わせた」とメッセージを添えた。

 映像はFCFより提供。(c)AFP/Valentin DIAZ