【11月13日 AFP】世界各地の国連(UN)機関は13日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)とイスラエルとの武力衝突開始後に同地区内で死亡した職員を追悼するため、半旗を掲げ、1分間の黙とうをささげた。

 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は10日、戦闘開始以来ガザで死亡した同機関の職員が100人を超えたと発表していた。

 東京やタイ・バンコク、中国・北京などにある事務所が、現地時間午前9時30分に半旗を掲げた。

 米ニューヨークの国連本部に次ぐ規模のスイス・ジュネーブ事務所でも、国連に加盟する193か国の旗は掲揚されず、国連旗の半旗のみが掲げられた。

 また、ネパール・カトマンズでも犠牲の職員の追悼行事があったほか、アフガニスタン・カブールでは、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)のローザ・オトゥンバエワ(Roza Otunbayeva)氏が、職員250人と共に1分間黙とうした。(c)AFP