【11月12日 AFP】ロードレース世界選手権、第18戦マレーシアGPは12日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が優勝を飾った。

 けがに苦しむ中で今季初勝利を挙げたバスティアニーニから1.5秒遅れでグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のアレックス・マルケス(Alex Marquez、スペイン)が2位に入り、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)とプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)という年間王者を争うライバル同士が3位と4位に続いた。

 今季残り2レースとなる中、王者バニャイアはマルティンとのポイント差を14に開いている。

 この日を前に総合3位に立っていたムーニーVR46レーシングチーム(Mooney VR46 Racing Team)のマルコ・ベッツェッキ(Marco Bezzecchi、イタリア)は数字上ではタイトル獲得の可能性を残していたものの、6位に終わったためその希望はついえた。

 次週には第19戦カタールGPが行われ、シーズン最終戦のバレンシアGP決勝は26日に予定されている。(c)AFP