【11月8日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は7日、グループステージ第4節の試合が行われ、グループGのマンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)とRBライプツィヒ(RB Leipzig、ドイツ)が16強一番乗りを決めた。

 王者シティは3‐0でBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys、スイス)に快勝し、開幕からの全勝を守った。2週間前の敵地でのヤングボーイズ戦に続いてアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が2ゴールを挙げ、フィル・フォーデン(Phil Foden)にもゴールが生まれたシティは、チャンピオンズリーグのホーム戦10連勝を飾った。

 ライプツィヒは敵地でレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade、セルビア)に2‐1で勝利し、組2位以内を確定させて決勝トーナメント進出を決めている。

 一方、グループHではFCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)が敵地でシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk、ウクライナ)に0‐1で敗れた。勝てば16強入りの可能性もあったバルセロナだったが、前半終盤にダニーロ・シカン(Danylo Sikan)が決めたゴールを守り切ったシャフタールに逃げ切られた。

 この結果、同日行われた試合でロイヤル・アントワープFC(Royal Antwerp FC、ベルギー)に2‐0で勝利したFCポルト(FC Porto)が、勝ち点9でバルセロナとともにグループトップに並んでいる。ポルトのペペ(Pepe)はこの試合の終了間際、40歳254日でゴールを挙げて、これまでフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)が保持していた38歳での大会最年長得点記録を更新している。

 グループFでは、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が1‐2でACミラン(AC Milan)に、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)が0‐2でボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)にともに敵地での敗戦を喫し、16強入りに向けて予断を許さない状況が続いている。

 PSGはミラン・シュクリニアル(Milan Skriniar)のゴールで先制したものの、直後にラファエル・レオン(Rafael Leao)のゴールで追いつかれると、さらにオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)に決勝点を奪われた。

 ニクラス・フュルクルク(Niclas Fuellkrug)とユリアン・ブラント(Julian Brandt)のゴールでニューカッスルを下したドルトムントが勝ち点7で組首位に立ち、同1差の2位にPSG、さらに1ポイント差の3位にニューカッスル、勝ち点4のミランが最下位となっている。(c)AFP