【11月6日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)で連覇を果たした南アフリカ代表のヘッドコーチ(HC)にラシー・エラスムス(Rassie Erasmus)氏が復帰すると、南アフリカラグビー協会(SARU)の幹部が5日、AFPに明かした。

 南アフリカ代表では、ジャック・ニーナバー(Jacques Nienaber)HCが数か月前にW杯後の退任を表明していた。

 匿名を希望した同幹部によれば、エラスムス氏は現在就いているディレクター・オブ・ラグビーとHCを兼任する。

 エラスムス氏は2018年に南アフリカのHCとディレクター・オブ・ラグビーに就任。19年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)で南アを優勝に導いた後、翌年にニーナバー氏とHCを交代していたが、退任後もチーム内で大きな影響力を持っていた。(c)AFP/Colin BRYDEN