【11月6日 Xinhua News】第6回中国国際輸入博覧会が5日、上海市で開幕した。会場となる国家会展中心(国家エキシビション・コンベンションセンター)のメディアセンターに設けられた無形文化遺産展示ブースでは、江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)の伝統刺しゅう「蘇繍」が国内外の記者の注目を集めている。

 蘇繍は国家級無形文化遺産にも登録され、2500年余りの歴史を持つ。江蘇、浙江2省一帯に広まり、中国四大刺しゅうの一つとされる。上海市嘉定区の「嘉定蘇繍」は伝統技法を残しつつも近代画家の陸厳少(Lu Yanshao)の作風に影響を受け、独自の水墨スタイルを形成している。(c)Xinhua News/AFPBB News