欧米各国やイランでパレスチナ連携デモ
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■イラン
イランの首都テヘランでは、旧米国大使館前に集まった人々が「米国を打ち倒せ」「イスラエルを打倒せよ」などと叫んだ。
デモの参加者らは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の肖像や、米国やイスラエルの国旗に火を付けた。
4日は、1979年の米大使館人質事件が発生した日に当たる。事件では学生らが大使館を占拠し、444日間にわたって大使館職員ら米国人52人を拘束した。
ハマスを支援するイランは、イスラエルによるガザ空爆を「ジェノサイド」と表現し、イスラエルに手厚い支援を行う米政府を非難している。
■米国
米国の首都ワシントンで行われたガザ地区での停戦を求めるデモには数千人が集まった。イスラエルを支援するジョー・バイデン(Joe Biden)大統領を非難する声も上がった。
今回のデモは、10月7日にイスラエルとハマスの紛争が始まって以来、ワシントンで最大規模となった。
バージニア州出身の女性(24)は、「これは虐殺、ジェノサイド、私たちの歴史の汚点だ。私の税金が市民殺害の資金として使われるのは国民として容認できない」と訴えた。
このほかパキスタンやセネガルでパレスチナ支持でもが行われた。(c)AFP/Clara Lalanne