【11月2日 CNS】東京モーターショーから衣替えした日本最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー」が10月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区)の先行公開イベントで事実上、開幕した。中国の新興EV(電気自動車)メーカーの比亜迪(BYD)は、同社初となる五つの新エネルギー車モデルとコア技術をこのモーターショーで披露した。

 BYDは記者会見で、2024年春に日本で発売するEV「SEAL(海豹)」を初めて公開した。BYDのアジア太平洋自動車販売部門のゼネラルマネジャーである劉学亮(Liuxueliang)氏は、「BYDは28年間、技術革新を常に原動力とし、環境に優しくありたいとの初心を守り、ライフスタイルの多様性と実現、自然環境の調和に努めてきた」と述べた。

 また、BYDオートジャパン(BYD Auto Japan)の東福寺厚樹(Atsuki Tofukuji)氏は「BYDは日本のEV変革を積極的に支援するため、さまざまなモデルと最先端のEV技術を持ってきた」と語った。

 BYDは2022年7月に日本の乗用車市場に正式参入し、東京、大阪、横浜、名古屋、福岡などの各地に15店舗を展開。2025年末までに日本に100店舗をオープンする計画だ。

 今年9月時点で70以上の国と地域、400以上の都市に拠点を持ち、新エネルギー車の累計販売台数は540万台を超えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News