【10月31日 AFP】ポーランドは30日、ノルウェーの「ネオナチ(Neo-Nazi)と直接つながりがある」男を拘束したと発表した。男はウクライナ領土防衛隊に外国人義勇兵として加わろうとしていた。

 このノルウェー人の男は9月、ウクライナに入国しようとしたところ拘束され、ポーランドの治安を脅かした疑いで勾留された。

 ポーランドの国内保安局(ABW)男について、「ウクライナの領土防衛隊外国人軍団に加わるつもりだった」「前回のウクライナ滞在時には、複数のロシア兵の遺体から装備品(ワッペンや軍服、武器)を入手したとされる」と説明した。

 男の身柄はノルウェーへ引き渡される予定。

 ABWによれば、警察は男の拘束時、違法薬物や「過激主義や進歩的急進主義に関する資料」を押収した。

 ポーランドによると、男はノルウェーで前科があり、武器の違法所持や国家公務員に対する脅迫の疑いをかけられている。(c)AFP