【10月30日 AFP】インド南部アンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州で29日、2本の列車が衝突する事故があり、少なくとも13人が死亡、約50人が負傷した。

 事故現場は同州ビジャヤナガラム(Vizianagaram)で、1本の旅客列車が信号で停止せず、もう1本の列車に衝突した。鉄道省は暫定調査結果として、「人為ミス」が原因としている。

 地元当局者は記者団に「13人が死亡し、50人が負傷した。救助活動が続けられている」と語った。

 インドの鉄道路線の総延長は世界有数の規模で、事故も多発している。1981年にはビハール(Bihar)州で、鉄橋を走行中の列車が脱線して川に転落。推定800人が死亡し、同国史上最悪の鉄道事故となった。(c)AFP