【10月27日 AFP】ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相は26日、欧州連合(EU)首脳会議の開催に先立ち、「テロ行為と移民との間には明白な関連性がある」と述べた。

 同日から2日間の日程で開催されているEUサミットでは、難民庇護の枠組みの改革が議題となっている。

 オルバン氏は、庇護希望者の受け入れについてEU全体で責任を分担する、あるいは受け入れの代わりに費用を負担する案にハンガリーは断固反対していると強調。

「テロ行為と移民には明白な関連性があることを、ここブリュッセル(EU)でもっと多くの人が理解するようになることを強く願う」と述べた。

 さらに「移民を支援する人々はテロも支援している。わが国はテロに反対している。ゆえに移民を支援しない」と付け加えた。

 ベルギーとフランスでは今年、亡命申請を却下された人物と難民認定申請中の人物がそれぞれ襲撃事件を起こしている。(c)AFP