【10月26日 AFP】米大リーグ(MLB)、ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)のダスティ・ベイカー(Dusty Baker)監督(74)が、引退する意向だと伝えられた。

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 本人が米紙USAトゥデーのインタビューで引退の意向を明かした。ただし、今後も相談役のポジションでMLBの球団と関わっていきたいとした。テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)に敗れプレーオフ敗退が決まったアストロズは、26日に記者会見を開く予定だという。

 ベイカー監督は外野手としてプレーした選手時代に19年間、監督として26年間MLBで過ごし、選手と指揮官の両方でワールドシリーズ制覇を経験した。

 監督としてはサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)を率いた後、球団がサイン盗みのスキャンダルで揺れていた2020年1月、解任されたA.J.ヒンチ(A.J.Hinch)前監督の後任としてアストロズの指揮官に就任し、昨季はチームを世界一に導いた。(c)AFP