【10月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は25日、グループステージ第3節の試合が行われ、グループEのセルティック(Celtic、スコットランド)は日本代表FW古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)がゴールを決めたが、ホームでアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid、スペイン)と2-2で引き分けた。

 古橋は4分にマット・オライリー(Matt O'Riley)のパスから今大会2ゴール目、今季公式戦7ゴール目となる先制点を奪取。

 チームは25分にアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の得点で追いつかれた直後、前田大然(Daizen Maeda)のアシストからルイス・パルマ(Luis Palma)が勝ち越し弾を決めたが、後半にアルバロ・モラタ(Alvaro Morata)に同点ゴールを許した。

 82分にはアトレティコのロドリゴ・デ・パウル(Rodrigo de Paul)が退場したが、セルティックは数的優位を生かせずドロー。今大会初の勝ち点を獲得したが、順位は3位ラツィオ(SS Lazio、イタリア)と3ポイント差の最下位で、グループステージ突破は厳しい状況となっている。

 対するアトレティコは、同日にラツィオを3-1で下した首位フェイエノールト(Feyenoord、オランダ)と1ポイント差の2位につけている。

 ホームで10シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグのグループステージ白星を逃したセルティックだが、チームを率いるブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督は「われわれはトップレベルのチームとも戦えることを示した」と話し、「このレベルでのパフォーマンスは自信になる。非常に良い出来だったが、勝利が手に入らなかっただけだ」と前を向いた。(c)AFP