【10月25日 AFP】23MLBは24日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第7戦が行われ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)は4-2でフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)を下して対戦成績を4勝3敗とし、22年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

 本拠地での第5戦を落としてフィリーズにリードを許していたダイヤモンドバックスだったが、敵地で迎えた第6戦を制して追いつくとこの日も勝利を飾り、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)との対戦に駒を進めた。

 ダイヤモンドバックスは初回の先制後、2回にアレク・ボーム(Alec Bohm)のソロ本塁打で同点に追いつかれると、4回にはブライアン・ストット(Bryson Stott)に勝ち越しの適時打を許した。

 それでも5回にコービン・キャロル(Corbin Carroll)とガブリエル・モレノ(Gabriel Moreno)の適時打で逆転したダイヤモンドバックスは、7回にもキャロルの犠飛で追加点を挙げた。

 7回には一死走者二人というピンチを迎えたが、ここでマウンドに上がったセットアッパーのケビン・ギンケル(Kevin Ginkel)がトレイ・ターナー(Trea Turner)とブライス・ハーパー(Bryce Harper)を打ち取ると、さらに8回もフィリーズ打線を三者凡退に切って取った。

 9回にはクローザーのポール・シーウォルド(Paul Sewald)が問題なく打者3人を仕留めて勝利を決め、敵地のファンを静まり返らせた。(c)AFP