【10月25日 AFP】ワールドラグビー(World Rugby)のビル・ボーモント(Bill Beaumont)会長は24日、12チームが1部を形成する新国際大会を2026年から隔年で実施することを明らかにした。会長はラグビーが「エキサイティングな新時代」に入っていくと話している。

 12チームは、欧州6か国対抗戦シックスネーションズ(Six Nations Rugby)と南半球4か国対抗戦ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship)の10か国に、日本とフィジーが招待されると考えられており、試合はこれまでの夏と秋のテストマッチシリーズの代わりに7月と11月に行われる予定。2部も12チームで構成され、2030年からは昇降格が発生する。正式な大会名はまだ決まっていない。

 女子ラグビーの改革も行われ、2026年以降は代表戦とクラブの試合が重なることがなくなった。

 ボーモント会長は「男女のグローバルカレンダーとコンテンツに関する今回の合意は、このスポーツにとって、プロ化以降では最も重大な発展だ」と話し、「われわれのスポーツにとって歴史的な瞬間であり、みんなで成功するための土台となる」と続けた。

「2026年にエキサイティングな新時代が訪れるのを楽しみにしている。全員に確実さと機会をもたらす時代だ」

 また、ラグビーW杯(Rugby World Cup)は、次の2027年オーストラリア大会では本戦出場国が20か国から24か国に拡大することが発表されている。(c)AFP