【10月24日 AFP】28日に行われるラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)決勝のニュージーランド対南アフリカ戦の主審を、イングランド出身のウェイン・バーンズ(Wayne Barnes)氏(44)が務めることが決まった。同氏は主審としてテストマッチ歴代最多となる110試合目に臨むことになる。

 W杯の決勝でイングランド出身の審判が笛を吹くのは、くしくも同じくニュージーランドと南アフリカが対戦した1995年大会のエド・モリソン(Ed Morrison)氏に続き、バーンズ氏が2人目となる。

 2006年6月のフィジー対サモア戦でテストマッチデビューを果たし、W杯に臨むのはこれが自身5回目となるバーンズ氏はまた、他にも主審として記録を打ち立てることになる。

 今大会の決勝戦がW杯歴代最多記録となる通算27試合目となるほか、2019年W杯日本大会(Rugby World Cup 2019)の3位決定戦までに記録した、W杯1大会での最多記録6試合にも並ぶ。

 決勝では、いずれもバーンズ氏の同胞であるカール・ディクソン(Karl Dickson)氏とマシュー・カーリー(Matthew Carley)氏がアシスタントを務め、トム・フォーリー(Tom Foley)氏がテレビジョンマッチオフィシャル(TMO)に指名された。(c)AF