【10月23日 AFP】22日に行われた23F1第19戦米国GP(United States Grand Prix 2023)決勝で、2着に入ったメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と6着に入ったフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が、レース後の検査を通過できず失格となった。

 二人はマシン底面のプランクが過剰にすり減っていたことが技術チームによって発覚。レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がレースを制してから約4時間後の聞き取りを経て、順位が取り消された。

 国際自動車連盟(FIA)は、両チームが調査報告書の内容を認めたと発表し、異常な摩耗は路面の凹凸と、前日のスプリントから決勝まで時間がなかったことが原因である可能性が高いと述べた。

 この結果、3着だったマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が2位、ルクレールのチームメートのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が3位に入った。

 ルクレールの失格によって、7着だったメルセデスAMGのジョージ・ラッセル(George Russell)は5位。以下も順位が繰り上がり、アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は8位となった。(c)AFP