【10月22日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2023)は22日、千葉県印西市のアコーディア・ゴルフ習志野CC(Accordia Golf Narashino Country Club、パー70)で最終日が行われ、コリン・モリカワ(Collin Morikawa、米国)が通算14アンダーで優勝し、米ツアーで2年ぶりのタイトルを獲得した。

 首位から2打差で出たモリカワは、7バーディー、ノーボギーの「63」をマークし、後続に6打差をつけて圧勝。米ツアー優勝は2021年の全英オープン(The 149th Open Championship)以来で、通算6勝目となった。

 タイトルから遠ざかったことで、「人々から聞かれたり、原因を聞かれたりするようになった」というモリカワは「自分を見つめ直して、何がうまく行っていなくて、原因は何なのか、優勝ではなく2位とか5位に終わっている理由は何なのかといったことを自問自答しなくてはいけなかった」と苦悩を明かし、「本当に大きな優勝だ」と喜んだ。

 ボー・ホスラー(Beau Hossler、米国)とエリック・コール(Eric Cole、米国)が通算8アンダーの2位タイでフィニッシュ。最終日を首位で迎えたジャスティン・サー(Justin Suh、米国)は「74」とスコアを落とし、通算5アンダーの10位タイに終わった。

 東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)は通算2オーバーで38位タイ、前年覇者のキーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley、米国)は通算1アンダーの19位タイとなった。

 日本勢は石川遼(Ryo Ishikawa)が最終日「67」の通算7アンダーで4位タイに入り、平田憲聖(Kensei Hirata)と久常涼(Ryo Hisatsune)が通算6アンダーの6位タイで続いた。小平智(Satoshi Kodaira)は通算4アンダーの12位タイ。2021年大会を制した松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算5オーバーの51位タイに沈んだ。(c)AFP