【10月21日 AFP】イスラエルの国家安全保障会議は21日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争をめぐり中東情勢が緊迫化する中、エジプトとヨルダンの危険情報を引き上げ、滞在している自国民に対し、直ちに退避するよう勧告した。

 国家安全保障会議は、「(シナイ半島、Sinai Peninsulaを含む)エジプトおよびヨルダンの危険情報をレベル4に引き上げる」とし、「これらの国々への渡航をやめ、滞在している場合は一刻も早く退避するよう」勧告した。

 イスラエルは数日前、安全保障上の予防措置として、トルコに滞在する自国民に出国を勧告した上で駐トルコ大使を呼び戻した。

 中東各地では、イスラエルのガザ地区への爆撃に抗議するデモが相次いでいる。(c)AFP