【10月21日 AFP】23MLBは20日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第4戦が行われ、アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)が6-5でフィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)に逆転勝ちし、対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。

 試合はフィリーズが4回表にカイル・シュワバー(Kyle Schwarber)が左打者としてプレーオフ歴代最多19本目の本塁打を記録するなどし、7回表までに5-2とリードを奪った。

 しかし、ダイヤモンドバックスはその裏、満塁から押し出し四球で1点を返すと、8回裏にはアレク・トーマス(Alek Thomas)の2点本塁打で同点。さらに、2死からケーテル・マルテ(Ketel Marte)の単打と死球でつなぐと、ガブリエル・モレノ(Gabriel Moreno)が決勝適時打を放った。

 フィリーズは9回2死からシュワバーが二塁打を放ったが、最後はトレイ・ターナー(Trea Turner)が三振に倒れて万事休すとなった。

 同点本塁打を放ったトーマスは「最高の気分だ」と喜び、「このまま自分たちのやることを続けていく」とコメントした。(c)AFP