【10月21日 AFP】23F1第19戦米国GP(United States Grand Prix 2023)は20日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が今季3回目のポールポジション獲得を果たした。レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)はトラックリミット違反で記録抹消となり、6番手スタートとなった。

 ルクレールは圧倒的な速さでトップタイムの1分34秒723を記録し、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)を約0秒1差の2番手、通算7度の年間優勝を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を3番手に抑えた。これでポールポジションの獲得は通算21回目となり、22日の決勝では、選手権3連覇を果たしたばかりのフェルスタッペンの通算50勝目の阻止を狙う。

 フェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が4番手、メルセデスのジョージ・ラッセル(George Russell)が5番手を記録。フェルスタッペンは終盤に最速タイムをたたき出してポールポジションをつかみ取ったかと思われたが、ターン19でのトラックリミット超過で記録が取り消された。

 以下、アルピーヌ(Alpine F1)勢のピエール・ガスリー(Pierre Gasly)とエステバン・オコン(Esteban Ocon)がそれぞれ7番手と8番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が9番手、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が10番手に入った。

 アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は11番手だった。(c)AFP