【10月21日 AFP】23MLBは20日、ア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、昨季王者ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は9回にホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)が逆転3点本塁打を放ってテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)を5-4で下し、対戦成績を3勝2敗として3季連続のワールドシリーズ進出に王手をかけた。

 試合が最初に大きく動いたのは6回。アドリス・ガルシア(Adolis Garcia)がアストロズ先発のジャスティン・バーランダー(Justin Verlander)から逆転の3点本塁打を放ち、レンジャーズが4-2と2点勝ち越しに成功した。

 だが迎えた9回、アストロズはチームの黄金期を支えるアルトゥーベが、レンジャーズ守護神のホセ・ルクラーク(Jose Leclerc)から自身プレーオフ通算26本目となる一発を放ち、劇的な勝利を収めた。これでアストロズはホームで行われる22日の第6戦に勝利すれば、3季連続、直近7シーズンで5度目のワールドシリーズ進出が決まる。

 この試合の8回には、ガルシアがアストロズの中継ぎブライアン・アブレウ(Bryan Abreu)から死球を受けたことをきっかけに両チーム総出の乱闘騒ぎが発生し、両選手とアストロズのダスティ・ベイカー(Dusty Baker)監督が退場処分となる一幕があった。(c)AFP