【10月19日 AFP】フランス・リーグ1のニース(OGC Nice)は18日、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の衝突に関連する物議を醸す投稿をソーシャルメディアで共有した、アルジェリア代表DFユセフ・アタル(Youcef Atal)に「追って通知があるまで」活動停止処分を科すと発表した。

 同選手は、ユダヤ人への暴力を呼びかけるパレスチナ人説教師のインスタグラム動画を共有し、広く批判された。サッカー関係者や政治家、ユダヤ人団体、ニース市長らはこのメッセージを非難しており、アタルは謝罪を前にこのリポストを削除している。

 しかしながらクラブは、投稿の「深刻さ」を考慮した上で、「スポーツ当局や司法当局が何らかの措置を講じる前に」直ちに処分を行うと声明で発表した。

 フランスの検察当局は16日、「テロ賛美」の疑いでアタルの予備捜査を開始している。(c)AFP