【10月19日 AFP】北朝鮮を訪問中のロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は19日、両国の関係は「質的に新たな戦略的水準」に達したと表明した。国営ロシア通信が報じた。

 ラブロフ氏はウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と共に中国・北京を訪問した後、18日夜に平壌入りした。2日間滞在する。

 プーチン氏は先月、ロシア極東で金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長と会談した際、北朝鮮に招待されており、ラブロフ氏はその地ならしを行うと見られる。

 ラブロフ氏は北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ、Choe Son Hui)外相に対し、「(ロシアと北朝鮮の)関係は画期的な首脳会談の後、質的に新たな戦略的な水準に達したと断言できる」と述べたとされる。

 ラブロフ氏は平壌到着後、ロシアのウクライナ侵攻に対する北朝鮮の支援を称賛するとともに、「北朝鮮の道義に基づく明確な支援を高く評価している」と述べていた。(c)AFP