【10月18日 AFP】アフリカ連合(AU)のムーサ・ファキ・マハマト(Moussa Faki Mahamat)委員長は17日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の病院を攻撃したとして、「戦争犯罪」だと非難した。

 ファキ委員長は「きょうイスラエルがガザの病院を爆撃し、数百人を殺害したことへの非難の気持ちは言葉で言い尽くせない」「国際人道法に基づき安全な避難場所とされている病院を標的にするのは戦争犯罪だ」とX(旧ツイッター〈Twitter〉)に投稿し、国際社会に行動を呼び掛けた。

 イスラム組織ハマス(Hamas)が実効支配するパレスチナ自治区の保健当局は、避難民を受け入れていた病院がイスラエルの空爆を受け、少なくとも200人が死亡したと発表した。

 一方イスラエルは、病院に着弾したのはロケット弾で、ガザのイスラム組織イスラム聖戦(Islamic Jihad)が誤射したものだと主張している。(c)AFP