【10月14日 AFP】15日に行われるラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)準々決勝の南アフリカ戦に向けたフランス代表メンバーが13日に発表され、数週間前に頬骨骨折の手術を受けた主将のSHアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)が先発メンバーに入った。

 26歳のデュポンは先月21日のナミビア戦で負傷してから戦列を離れ、手術後は自宅で1週間療養。今週に入ってフルコンタクトの練習を再開したばかりだったが、状態は万全だといい、前回王者と戦うチームにとっては頼もしい復帰となった。

 記者会見では「気分は良好だ。順調に回復した」と明かし、「完全な状態で、身体的にも精神的にもこの試合に向けて準備ができている」とコメント。けがをしたのが、開催期間が長いW杯の早い段階だったのは幸運だったとも話した。(c)AFP