【10月13日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は12日、同国代表のMFサンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)とFWニコロ・ザニオーロ(Nicolo Zaniolo)がスポーツ賭博に関与した疑惑で検察当局の捜査対象になったとして、代表キャンプから離脱して各所属チームに戻ったと発表した。

 FIGCによると、イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に所属するトナーリと、アストン・ビラ(Aston Villa)でプレーするザニオーロは、伊コヴェルチャーノ(Coverciano)にある代表チームのトレーニングセンターで、トリノ(Turin)の検察当局から正式に通知を受けたとされている。

 イタリアは現在、欧州選手権(UEFA Euro 2024)予選を戦っているが、両選手は14日のマルタ戦と17日のイングランド戦を欠場することになった。

 FIGCは前日にも、セリエAのユベントス(Juventus)に所属するMFニコロ・ファジョーリ(Nicolo Fagioli)について、さまざまなIDを使用して違法サイトで賭博を行っていた疑いで調査を行っていると公表していた。(c)AFP