【10月12日 AFP】米下院外交委員会のマイケル・マコール(Michael McCaul)委員長(共和)は11日、パレスチナのイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエルへの7日の大規模攻撃について、その3日前にイスラエルはエジプトから攻撃の可能性を警告されていたと述べた。

 マコール氏は記者団に、「われわれが承知しているところでは、エジプトは(攻撃の)3日前にイスラエルに対して今回のような事態が起きる可能性について警告を発していた」と語った。

「機密情報については差し控えたいが、警告はなされていた」「どの程度の警告だったかが問題だと思う」と述べた。

 また、ハマスは1年前から攻撃を計画していた可能性があると指摘。「われわれもイスラエルもなぜそれに気付かなかったのか、確たることは言えない」と話した。

 エジプト当局はこれまでのところ、ハマスの攻撃に先立ちイスラエルに警告していたか言及していない。ただ、情報当局とつながりのあるエジプトのメディアは11日、警告が発せられていたとするイスラエルでの報道について、治安当局幹部は否定していると伝えた。(c)AFP