【10月10日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2024)の主催者は9日、大会第1ステージから第3ステージまでの概要を発表し、来年の大会が伊トリノ(Turin)で開幕することが明らかになった。

 2024年5月4日に行われる開幕ステージは、サッカーのイタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)の本拠地アリアンツ・スアジアム(Allianz Stadium)のすぐ北にあるベナリアレアレ(Venaria Reale)からスタートし、28キロの周回コースを回ってトリノ市中心部でフィニッシュを迎える。

 サンフランチェスコアルカンポ(San Francesco al Campo)から始まる第2ステージの最後には、イタリア側のアルプス(Alps)にあるサントゥアリオディオロパ(Santuario di Oropa)までの距離11キロ、勾配6.2パーセントというの坂道が待ち受けている。

 第3ステージはノバーラ(Novara)からフォッサーノ(Fossano)までの平たんなスプリンター向けのコースとなり、アックイ・テルメ(Acqui Terme)でスタートを迎える第4ステージからはピエモンテ(Piemonte)州を出て、隣のリグーリア(Liguria)州に入っていく。

 今年の大会(Giro d’Italia 2023)では、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)が総合優勝を飾った。ログリッチは、来季からボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)に移籍することが発表されている。

 2024年ジロ・デ・イタリア、第3ステージまでの概要は以下の通り。

第1ステージ:ベナリアレアレからトリノ、136キロ(2024年5月4日)

第2ステージ:サンフランチェスコアルカンポからサントゥアリオディオロパ、150キロ(同5日)

第3ステージ:ノバーラからフォッサーノ、165キロ(同6日)

(c)AFP