【10月6日 AFP】中米ニカラグア南西部リバス(Rivas)県サンフアンデルスル(San Juan del Sur)の海岸に5日朝、産卵シーズンを迎えたヒメウミガメ1000匹ほどが上陸した。

 絶滅の危機に瀕(ひん)するヒメウミガメは年数回、ラフロール野生生物保護区(La Flor Wildlife Refuge)の浜辺に産卵のためやって来る。

 保護活動が行われているが、生息地の破壊や卵の採取によって、個体数が減少している。

 ラフロールの浜辺はウミガメウオッチングのスポットとなっている。

 メキシコから来た女性(26)は、「産卵の様子を見ることができて魔法のようだった。きょうは私の誕生日でもあり、産卵を目の当たりにできてとても素晴らしい日になった」と語った。(c)AFP