【10月5日 AFP】ロードレース世界選手権、MotoGPクラスに参戦するレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が、今季限りでチームを離れることになった。ホンダが4日、発表した。

 4年契約の1年を残していたが、「早期終了で双方が合意した」とSNSに投稿した。

 マルケス本人もインスタグラムで「最高の旅をありがとう」とチームに感謝し、「別々になるが、いつも一緒だ」とつづった。

 現在30歳のマルケスは、Moto2でタイトルを獲得した2012年にホンダに加入。MotoGP1年目で史上最年少の年間王者に輝くと、ホンダで計6度の総合優勝を果たしたが、20年の開幕戦で右腕を骨折して以降は度重なるけがに悩まされ、21年のエミリアロマーニャGPを最後に優勝から遠ざかっている。

 今後については、来季から弟のアレックス・マルケス(Alex Marquez、スペイン)が所属するグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)に加入するのではないかとうわさされている。(c)AFP