【10月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は4日、グループステージ第2節の試合が行われ、グループFのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United、イングランド)は4‐1でパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG、フランス)に快勝した。

 本拠地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で約20年ぶりのチャンピオンズリーグの一戦に臨んだニューカッスルは、ミゲル・アルミロン(Miguel Almiron)、ダン・バーン(Dan Burn)、ショーン・ロングスタッフ(Sean Longstaff)、ファビアン・シェル(Fabian Schaer)が得点し、サポーターにとっては忘れられない一夜となった。

 これでニューカッスルがグループ首位に立ち、2011年のカタール資本による買収後では大会グループステージで最大の黒星を喫したPSGが2位となった。同組のもう1試合では、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund、ドイツ)とACミラン(AC Milan、イタリア)が0‐0で引き分けている。

 グループGの王者マンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)は終盤に2得点を挙げ、3‐1でRBライプツィヒ(RB Leipzig、ドイツ)を振り切った。

 フィル・フォーデン(Phil Foden)のゴールで前半に先制したシティは、後半開始早々にロイス・オペンダ(Lois Openda)に同点ゴールを許した。そのまま試合を終えるかに思われたシティだったが、途中出場のフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)が84分に勝ち越し点を決めると、アディショナルタイムにはアルバレスのお膳立てからジェレミー・ドク(Jeremy Doku)が3点目を挙げ、この組で一番のライバルとみられるライプツィヒを上回った。

 グループGのもう1試合ではレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade、セルビア)とBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys、スイス)が2‐2で引き分け、ともに今大会初勝ち点を手にしている。

 グループHのFCバルセロナ(FC Barcelona、スペイン)は敵地でFCポルト(FC Porto、ポルトガル)に1‐0で勝利し、シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督の指揮官100戦目を白星で飾った。

 ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)が16歳と83日で先発出場し、チャンピオンズリーグの最年少記録を更新したバルセロナは、フェラン・トーレス(Ferran Torres)がこの試合唯一の得点を挙げた。

 同組のもう1試合では、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk、ウクライナ)が2点差をひっくり返してロイヤル・アントワープFC(Royal Antwerp FC、ベルギー)を3‐2で下している。

 グループEのセルティック(Celtic、スコットランド)は古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)が先制点を挙げるもラツィオ(SS Lazio、イタリア)に1‐2で逆転負け。アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid、スペイン)は2度リードを許す展開も、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の2ゴールとアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の得点により、3‐2でフェイエノールト(Feyenoord、オランダ)に勝利した。(c)AFP/Andy SCOTT