【10月4日 AFP】(写真追加)インド軍は4日、北東部シッキム(Sikkim)州の山岳地の渓谷で豪雨による鉄砲水が発生し、兵士23人が行方不明になっていると明らかにした。

 インド軍は発表で「ロナック湖(Lhonak Lake)で突然豪雨になり、ティースタ川(Teesta River)で鉄砲水が発生した。23人が行方不明との報告を受けている」と説明した。捜索活動が進められているという。

 現場はネパールとの国境付近。ロナック湖は世界で3番目に高いカンチェンジュンガ(Kangchenjunga)山を囲む氷河の麓に位置する。

 軍の報道官が公開した動画には、樹木の生い茂る渓谷地帯を濁流が勢いよく流れ、道路が崩落し、送電線が切れている様子が捉えられている。(c)AFP