【10月1日 AFP】ロードレース世界選手権、第14戦日本GPは1日、MotoGPクラス決勝が行われ、プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が降雨により赤旗終了となったレースを制した。

 マルティンは今季6レースを残す中、総合首位に立つドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の昨季王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)とのポイント差を3に縮めている。マルティンは、前日行われたスプリントで3連勝を飾って総合首位に立つバニャイアとのポイント差を8にしていたが、この勝利でその差をさらに縮めた。

 マルティン、バニャイアに続いてレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が3位に入り、今季初の表彰台獲得を果たした。

 全24周で争われるレースは雲の下でスタートすると、小雨が直後から急速に強まった。コーナーは滑りやすくなり、コースは水しぶきを上げる危険なコンディションとなり、ほとんどのライダーは早めにピットに入った。レースは残り12周で赤旗により一時中断。その後再開を目指したが、再び赤旗が出てレース終了となった。(c)AFP