【9月28日 AFP】パキスタン・パンジャブ(Punjab)州当局は27日、結膜炎の感染拡大を抑えるため、州内の学校を10月1日まで休校にすると発表した。対象となるのは公立5万6000校と私立数千校で、子ども数百万人が影響を受ける。

 1億2700万人と国内最大の人口を抱えるパンジャブ州では、今年に入ってからこれまでに35万7000人の感染が確認されている。

 結膜炎は、目の充血やかゆみ、目やになどの症状が伴う。結膜炎の目に触れた手から移るほか、せきやくしゃみなどの飛沫でも感染する。

 同州の教育当局のズルフィカール・アリ(Zulfiqar Ali)報道官はAFPに、「休校は予防的措置だ」と説明した。

 州当局は学校が再開される来月2日には、校門で検査を実施するとしている。(c)AFP